【なぜ満月や新月になる?】月の満ち欠けが起こる理由 #ホロスコープのコラム①

月の満ち欠けが起こるのは、“月が回っているため”

今回から“月”に関するコラムを更新していきます。
第一回は意外と知らない「なぜ月の満ち欠けが起こるのか?」をテーマにお話していきたいと思います。

月が明るいのは“太陽光を浴びているから”

月の満ち欠けが起こる理由が何なのかを知るためには、「そもそもなぜ月が明るく見えるのか」を知る必要があります。

月は自ら発光しているわけではありません。
太陽光を受け、それを反射した光を私たちは見ているのです。

つまり、“太陽光を浴びている部分の月面”のみを私たちは目視できるわけで、

逆に太陽光の当たっていない部分、太陽光を反射していない部分は暗くて見えません。

そして月は地球を中心にぐるぐると回っているため、
地球の私達から見える“太陽光が当たっている月面”の範囲も増えたり減ったりしているように見えます。
これこそが月の満ち欠けが起こる理由。

例えば月がぐるぐると回った結果、以下のような太陽と月と地球がほぼ直列の状態になることがあります。

本来であれば“太陽光を浴びている月面”が見えるのですが、
上記のケースは地球側からすると、太陽光を浴びていない方の“真っ暗な月面”しか確認することができません。
これがいわゆる、“新月”と呼ばれる状態です。

反対に、以下のような太陽と月が逆方向に位置する直列状になった場合、

本来であれば“太陽光を浴びていない月面”の分、月が欠けているように見えるのですが、このケースでは太陽光を浴びている月面を全て確認することができるようになります。
これがいわゆる、“満月”と呼ばれる状態です。

①月は自力で発光しておらず、太陽光によって照らされている
②月が地球の周りをぐるぐると回っているため、“太陽光の当たっている範囲”の見え方が、地球の私達からすると変化している

これこそが、月の満ち欠けが起こる理由です。

というわけで今回はここまで。

次回は“新月”と“満月”について深掘りしていきたいと思います。

お楽しみに。