“満月”と“新月”
月に関するホロスコープのコラム、第二回は“満月”と“新月”について深掘りしていきます。
前回は月の満ち欠けを科学的な観点から見ていきましたが、
今回は満月と新月をスピリチュアル的な観点から見てみましょう。
月に宿るパワー
人はなぜ“新月”や“満月”に惹かれるのか?
古くから“新月”“満月”は神秘的な状態とされ、月のパワーが最大限になるタイミングと言い伝えられてきました。
現代でも新月の時期は、株価が上昇傾向になったり、気分が落ち込んだりといったことが起こりやすくなる、と言われています。
また、“月に宿るパワー”を借りるべく、月の満ち欠けに応じて願い事をする文化もあります。
新月の日に願い事をして、満月の日に叶ったことを感謝する(叶っていなくても叶ったかのように感謝する)のが現在では一般的な方法となっています。
新月は“浄化”の時
満月から新月へ向かうタイミングでは、身も心も綺麗にする“浄化”の時と言われています。
“浄化”とは具体的に、
身の回りのものを整理したり、ネガティブな感情を手放したりすることで、自分を綺麗にすることを意味するのですが、
ではなぜ「新月に向かうタイミングが“浄化”に適している」のでしょうか?
身体が“内面の整理”をしたがっている
新月のとき、私たちの身体に宿る生命のリズムは、“外”ではなく“内”に向かいます。
外にエネルギーを費やすのではなく、内の整理をしようとしているのです。
そのため、新月を静かに過ごし自分自身を見つめ直すことで、
これまで許せなかった自分や他者、出来事を受容できたり、ためこんだ感情を解放できるようになると言われています。
新月は、そんな“自分整理”にぴったりのタイミングなのです。
満月は“思考”より“行動”を
満月へ向かうタイミングでは、決断や行動をしたり、新しいことにチャレンジをしていくと良い結果が出る時と言われています。
問題解決に向かって強いパワーを発揮し、自分の新たな境地を切り拓いていく、
そこで力になってくれるのが“満月”のタイミングなのです。
新月と満月のパワー
というわけで、今回はスピリチュアル的な観点から新月と満月のパワーを見ていきました。
次回は科学的な観点から“月の力”を見ていきたいと思います。
それでは、次回もお楽しみに。